未経験からフリーランスエンジニアを目指すというと、一見ハードルが高そうに思えるかもしれません。しかし、これは全く不可能というわけでもないのです。その背景には、深刻な人材不足を抱えている、IT業界を取り巻く環境があります。エンジニアの仕事といっても、システムエンジニアやアプリケーションエンジニア、Webエンジニアなど、さまざまな職種が存在しています。その中で、フリーランスを目指す際に一番おすすめなのが、Webエンジニアです。その理由には、案件数が豊富であること,経験がなくても技術を習得しやすいこと、人材が不足しており今後も加速することの3つが挙げられます。
特に人材不足は最大の理由であり、売り手市場だといえるでしょう。したがって、Webエンジニアになれば、多くのメリットを得ることができます。具体的には、スキル次第で高い収入が得られたり、今後も将来性が望めたりなどがあります。そのうちの収入面を詳しく見ると、2019年に国税庁が行なった調査による前年度の日本人の平均年収は、約441万円です。一方、エンジニアでは平均約778万円という統計が出ています。つまり、高いスキルを身につければ、平均よりはるかに高い収入が得られる仕事なのです。ただし、未経験者が学ぶべき基本スキルのプログラミング言語の中で、どれを選ぶかが重要となってきます。自分のやりたい分野や将来性、需要度などをしっかり見極めて選択するといいでしょう。